二十四節気【立夏】って、どんな日?
2022年5月5日
本日は偶然にも こどもの日 でもありますが
二十四節気7つめの暦で立夏です。
この時期になると、草木の緑も一層濃くなり
生き物たちも活発に活動を始めます。
柔らかにふく風に心地よさを感じ
太陽の光もつよさも増して、
いよいよ夏が始まる、といった感じですね!
そして、本日はこどもの日。
こどもの日は、端午の節句とよばれますよね。
端午の節句とは、
実は、中国古来の行事「五節句」のうちの一つです。
端午の節句と桃の節句は、よく耳にするけれど…
あと3つは何??
中国伝来の「五節句」とは?
- (1月7日)人日 (じんじつ) の節句
- (3月3日)上巳 (じょうみ) の節句
- (5月5日)端午 (たんご) の節句
- (7月7日)七夕 (たなばた) の節句
- (9月9日)重陽 (ちょうよう) の節句
五節句とは上記の5つを言います。
(1月7日)人日の節句
春の七草をいただく日です。
春の七草の「気」をいただき、一年の無病息災を願う行事です。
(3月3日)上巳の節句
桃の節句とも呼ばれます。
お雛祭りです。
誕生した女の子を祝福し、健やかな成長を願う、
愛いっぱいの節句です。
(5月5日)端午の節句
こどもの日です
お雛祭りと同じく、誕生した男の子を祝福し、健やかな成長を願う、
愛いっぱいの節句です。
こどもの日は。古代中国から伝わった端午の節句が起源ですが
鎌倉時代以降には、日本固有の節句文化として現代に至るそうです。
鯉のぼりのはじまり
日本では男の子が生まれると家にのぼりをたてていたそうです
そして、中国での、鯉は【出世の象徴】とされている意味を含めたのか
江戸時代には、男の子が生まれると出世の祈りも込めて、
のぼりを鯉にするのが流行し、それが定着していったとされます。
柏餅の意味
行事食で外せないのが柏餅!
いい香りですよね。だいすきです。
子孫繁栄を意味する柏の葉を用いています。
(7月7日)七夕の節句
古代中国から伝わった、女性が針仕事などの上達を願う行事に、
日本古来の豊作を祈る祭りが習合され、現代に至る行事だそうです。
奈良時代に7月7日と定められた上流の行事でしたが
江戸時代以降に一般庶民にも広がったのだとか。
(9月9日)重陽の節句
古代中国から伝わった長寿を願う菊の節句です。
日本では江戸時代から庶民の間にも広がったそう。
菊酒を飲んだり、菊花展、菊人形展、なども行われます。
季節の行事があると
それぞれの季節をしっかりと味わったり、
特別な日として楽しむことができますね!