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二十四節気【寒露】とは?どんな日?

番外編

二十四節気【寒露】とは?どんな日?

2022年10月8日
本日は
二十四節気17こめの暦で寒露(かんろ)です

秋分から15日。
夜が長くなり、朝晩が冷え込んできて、
冷たい露が野の草に宿るという時期です。
多くの農作物が収穫時期を迎え、
晴れの日が多くなり、空気が澄んできます。

秋のお花といえば…コスモス!

私は、まっさきにコスモスが思い浮かんでくるのですが
いかがでしょうか?

そんな、秋だなぁ、の、コスモスなのですが、
よくよく思い返してみると、
和歌にも、屏風や浮世絵などには出て来ている印象はありませんよね。

まめぴよ
まめぴよ

そういえば

お名前もカタカナですし外来種っぽいですね!

コスモスには漢字表記もあるよ!
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
秋桜(アキザクラ)と書いて、コスモスと読ませたのは
歌手のさだまさしさん、なのだそうです。

昭和52年に大ヒットしたこの曲の影響で
図鑑や難読漢字にも取り入れられているくらいに一般化しています。
スマホでも変換候補に出てきました。

そんな、日本にすっかりなじんでいるコスモス。
いったい、いつ日本にやってきて、
いつから秋を感じさせるお花なのでしょう…?

コスモスの原種はどこから?

コスモスの原種はメキシコ原産で、
標高2500m程の高山に自生していたとされています。

コスモスを世界に広めたのは、1789年にスペインから派遣された植物調査隊。
調査隊は、スペイン・マドリードの植物園長ガバニレス神父に
ダリアとコスモスの種子を送りました。
「コスモス」と命名したのは、このガバニレス神父だそうです。

コスモスの名前の由来は
ギリシャ語の「kosmos」からきているそうです。
「kosmos」とは、
「秩序」「調和」などの意味がありますが
秩序や調和の取れたものが美しいことから
「装飾」や「美麗」という意味も持つようになりました。

そんな意味を持つ「kosmos」からきています。
すてきなお名前ですね。

まめぴよ
まめぴよ

同じ時期に、同じくらいの高さで花を付ける姿からも、
秩序や調和の意味も感じられる気も…♪

その後、ヨーロッパではダリアが広く栽培されるようになり
品種改良も進んだそうですが、コスモスはそうはいかなかったようです。
ヨーロッパの人の好みには合わなかったのでしょうか…?

日本にやってきたコスモス

日本への渡来時期は、いろいろな説がありハッキリ分かっていませんが、
幕末には伝わっていた、とも、明治中期に入ってきたとも、言われるそうです。
そして、
明治42年に文部省(今の文部科学省)が栽培法と一緒に
全国の小学校に種子を配布したのが、
日本にコスモスが急速に普及した要因といわれています。

日本ではコスモスの品種改良も進み、多様なコスモスがあります。
栄養分が少ない土の上でもしっかり咲くことが出来る強い花なので
外に植えておけば、特に水やりや肥料が必要なく
手間がかからないのも人気の理由だそうです。

まめぴよ
まめぴよ

そして、コスモスは短日植物で、
日が短くなると花をつける性質の植物です。
だから、秋になるとお花が咲くんですね!

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