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二十四節気【秋分】どんな暦?~彼岸時期に咲くヒガンバナ

番外編
https://youtu.be/Q16Ah_Mxztk

二十四節気【秋分】どんな暦?

2022年9月23日
本日は
二十四節気16こめの暦で秋分です

太陽が真東から昇って、真西へと沈む
昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

まめぴよ
まめぴよ

年に二度あるこの特別な日は
春と秋にあって
春分の日・秋分の日と呼ばれていますよね。

春分の日・秋分の日が祝日であるのは
古来から宮中祭祀が行われていたことが関係するそうです。
とても特別で大切な日なんですね。

各地の神社では
収穫をお祝いするお祭りも執り行われているかと思います。

そして、
秋のお彼岸の中日(ちゅうにち)にもあたります。
この日を真ん中にして前後三日間
計7日間が秋のお彼岸です。

春のお彼岸の中日(ちゅうにち)は、春分の日でした。
春分の日・秋分の日がにお彼岸の中日になる理由は、
仏教の極楽浄土のお話と関係しています。

お彼岸の中日▶詳細は春分の日の記事へ

彼岸に咲くヒガンバナ

彼岸花とは
ヒガンバナ科・ヒガンバナ属(リコリス属)に分類される球根植物。
日本や中国に広く自生しています。

ヒガンバナの名前の由来は、
秋の彼岸の期間に花を咲かせることから。

まめぴよ
まめぴよ

彼岸花、みなさんはどのような印象をお持ちでしょうか?

ヒガンバナの別名

彼岸場花は別名を、
死人花、幽霊花、地獄花…などなど少し怖い呼び名があるそうです。

お名前からして、お庭には植えるのを避けたい印象を受けますが

素敵なお名前もお持ちです
「曼珠沙華」とも呼ばれていますよね、
こちらのほうが耳馴染みのかる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この名前の意味はインドのサンスクリット語で
「天界に咲く花」という意味。
おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、
という仏教の経典から来ているそうです。

サンスクリット語ではmanjusakaと書きます。

サンスクリット語での意味を聞くと、
ちょっとホッとしますね。

ヒガンバナの咲く場所

私は田んぼのある土地に住んでいなかったので、あまり分からないのですが
田んぼのあぜ道に多くみかけるお花だそうですね!
それは、
彼岸花が、あぜ道に自生していたのではなく、昔の人々が植えていたから。
その訳は、彼岸花の持つアルカロイドという毒を利用して
モグラやネズミ避けのために、田んぼを守るために植えていたとも、言われています。

ヒガンバナの特殊な生態

ヒガンバナのお花の姿もちょっと不思議な感じ、しませんか?

まっすぐ伸びた茎の上に、花が乗ってる。

…葉っぱがどこにも見当たりません。
ヒガンバナを見たときに
ヒガンバナの葉っぱ、見たことないですよね…?

そんな、不思議な彼岸花の1年の生態をご紹介します。

【秋・開花】
秋雨(さきさめ)で水をたっぷり吸うと
1日に10cm以上も一気に伸びるスピードで茎が出る。
茎が50cmほどになると、立派な花を咲かせる。

1週間ほどで、花も茎も枯れて、今度は緑の葉っぱが伸びる。

【冬・葉を茂らせる】
周りの植物が枯れるが、たっぷりと葉っぱを茂らせ冬を越す。

【春・光合成】
周りの植物が伸びだす前から、しっかりと光合成ができる。
栄養を溜め込む。

【夏・枯れる】
夏が始まる頃に、葉を枯らして休眠期間に入る。

そして、秋へ…。
このサイクルを移り繰り返します。

普通の植物は、葉っぱが出てきて養分を蓄えてお花が咲きますが
ヒガンバナは花が咲いてから葉っぱが出て養分を蓄えます。
普通とは逆というか反対というか…の生態なんですね。
昔の人々は「逆」や「反対」を気味悪がったり
忌み嫌いますので「死人花」「地獄花」などと呼んでいたようです。

私は、気味が悪い、というよりも、
他の植物かが枯れている間に養分を蓄えていたり、
枯れてから、水分補給すると
芽を出し、まず勢いよくお花を咲かせてしまう!
という、エネルギーに圧倒されるなぁって思ってしまいました。

まめぴよ
まめぴよ

動画解説もゼヒ❣

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