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二十四節気【立秋】どういう暦?~お盆に飾る精霊馬・盆提灯・ホオズキの意味

番外編

二十四節気【立秋】どういう暦?

2022年8月7日
本日は、二十四節気13こめの暦で立秋です。

暑い暑い毎日が続いていますが
暦の上で本日が秋の始まり。
夏の挨拶状は、残暑見舞いに替わります。

暦とは裏腹に、暑さはこれから厳しくはなるのですが
陽の光や、雲の様子が少し秋に感じような日も、時折ありますね。

しかし、まだまだ暑さは続くので
熱中症にも気をつけながら
元気に過ごしていきましょう!!

お盆とは?

お盆は、一般的にご先祖様が浄土から帰ってくると言われる日ですが、
仏教伝来以前の神道の伝統的な農耕儀礼や、
先祖供養の祀りごとの習慣などが仏教と融合し
今の形態になったと言われています。

お盆の時期に行われる、七夕祭り、盆踊り、夏祭り、花火大会、お中元…などなど
色々がお盆の習慣からうまれた行事だそうです。

お盆に仏壇・盆棚・精霊棚に飾るものの意味

「精霊馬(しょうりょうま)」

お盆棚や精霊棚に飾る
「精霊馬(しょうりょうま)」の習慣があるお家、ありますよね。
あのキュウリとナスに割り箸の足の生えた、あれです♪

けっこう可愛いもの飾るんだなぁなんて思っていたのですが
心のこもったステキな意味があったんですよね!

まず、あの飾り物、何を模したものだったかご存知でしたか?
なんと!
キュウリは馬、そして、ナスは牛だそうです。
なんだか、おもしろい。

今回ネット検索をしていて、
ちりめん布や、ローソク、クリスタルで出来た精霊馬なども
売られていて、驚きました。
現代には色々な精霊馬があるのですね!

精霊馬の意味

この馬と牛には、ちゃんと意味が込められています。

まずキュウリの「馬」
「迎え盆」には、浄土から早く帰ってきていただけるようにと
足の早い「馬」をご先祖様にお使いいただきます。

そして、ナスの「牛」
「送り盆」には、ゆっくりと浄土へ戻っていただくようにと
のんびり歩く「牛」を使っていただく…

そんな思いが込められているそうなんです。
その意味を知ってから、
お盆にはステキな風習があるんだなぁっと毎年感じています。

光を灯す「盆提灯」

「盆提灯」を飾る風習は鎌倉時代に始まったと言われています。

この提灯の意味は、
お盆に帰ってくるご先祖様が道に迷わないようにするための目印、だそうです。

炎のような色の「ホオズキ」

ホオズキも、よくお盆に飾られますよね。
ホオズキは、「鬼」に「灯る」と書いて「鬼灯」。
この「鬼」という漢字の元々の意味は、
死者や霊を表すものだったそうですよ。

ふっくらした形と燃えるようなオレンジ色から提灯に見立てられ、
お盆に飾る「盆提灯」と同じ役割で、仏壇や盆棚、精霊棚(しょうりょうだな)
に飾られます。

地域によってお盆の過ごし方が違うようですが
ご先祖様を心を込めてお迎えする風習は、どの地域も同じですよね。
それを思うと、お盆ってステキだなぁと感じます。

こういった風習もひとつひとつ、だいじにしていきたいですね。

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